みーとくんの愛車遍歴(官能的な車に魅せられて:パート2)

パート1でマセとの出会いに触れた。これは間違いなく自分のカーライフのみならず、人生そのものに大きな影響を与えた出会い。
 
最初に参加したスーパーカークラブのツーリングは今でもよく覚えてる。窓を全開にして数十台でアクアラインを走行。前にはCarreraGT、横にはF40、耳鳴りがするほどの排気音に包まれながら幸せそうな笑顔を浮かべてた。と思う。

 
そして何度か集まりに参加し、知り合いも増えてきたところであることに気がついた。
 
マセの集まりがない。というかマセ自体が少ない。フェラーリもポルシェもクラブがいくつかあるのに、マセはオフィシャル除いては全然無い。
幸い自分は英語ができたので、海外のマセ系のフォーラムで情報収集したり、国内に入っていないパーツを個人輸入したりしてそれなりにマセライフを謳歌していたが、少しずつ自分のところに情報を求める声や、「いつかお会いしたいです」の声が集まるようになってきた。
 
無いなら作ればいいじゃん。の精神でJMOC(Japan Maserati Owner’s Club)を2010年の11月に設立した。既にオフィシャルはあったので、位置づけは変えて、どちらかと言えばもっと気軽な、ふらっと集まって、雑談でも集まれるような感じのものを目指した。
 
思惑は割りと当たり、関東のみならず全国からメンバーが集まった。

毎日楽しかった。金曜の夜は決まって大黒PAに集まってたし、突発的に撮影会を開始したり、ショップを待ち合わせ場所に使って(迷惑)何時間もくだらない話をしたり。金沢までツーリングを組んだこともあった。 

そうか。車は車そのものを楽しむだけじゃなく、人間関係を広げるためのものとしても活用できるのか。
 
ということでマセにどっぷり浸かる期が続く。
 

7台目!走り方の変化 BMW335i

マセに乗るようになり、それまでなんとも思わなかったCクラスの運転性能にストレスを感じるようになった。特に2速発進の出だし。
 
思い立ったらすぐ行動!ってことで近所のYANASEに。ベンツに乗っている人ってなかなかBMWいかないし、逆もしかり。でも食わず嫌いは良くない。本当はM3がよかったのだがなかなか予算的に難しく、初のターボ車E90 335iに決めた。

いや、速いのねこれ。マセより速くない?ってことでインパネを個人輸入で取り寄せた日本には無い仕様に変えてみたり、サブコンを自分でインストールしてみたり、駆け抜ける喜びよりも改造する喜びにあけくれる毎日だった。
マセと違ってパーツが豊富にあるのもよかったし、(マセに比べれば)一つ一つが安い。ってことでゴリゴリいじってたのだが、そのとき事件が起こった。
 
以前の記事でも紹介したが、マセをサーキットで全損させたのだ。335の走りには満足していたが、「あれ?これ俺マセのクラブの会長なのにマセ乗ってない状況って許されるの?」ってことに気付き夜な夜なカーセンサーとにらめっこするのだった。
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8台目! もっとも美しいセダン Maserati QuattroporteV

サーキットで全損ってことで当然保険も出ない。色々お金的にきついなあと思ってたころに出会ったのがクアトロポルテ。時期も震災の後で中古車の相場が落ちまくってたときなのでいい値段で買えた。8ヶ月しか乗らなかった335iもだいぶ下取りたたかれたけど。

ここでも改造癖全開で、定番のマフラーやらコンピューターチューンはもちろんのこと、オーディオ改造にもはまってしまい、夜な夜な駐車場でクロスオーバー周波数調整したり、イコライザーいじったりしてたりした。


ピニンファリーナデザインのこの車は本当に美しく、最近は走ってる台数減ってきた感じはするが、今でも見かけると惹かれるデザインだ。

9台目!通勤快速 Abarth500

Gransports購入当初からお世話になっていたミラコラーレ。クアトロポルテの作業中に社長と雑談していると「下取りで面白い車入ってくるよ。Abarthのオープン。」
 
ほう。聞いたことあるけど、よくわからんメーカーだ。でも社長が面白い言うならきっと面白いんだろう。
 
ということで入荷連絡をもらって速攻試乗速攻購入。こりゃおもしれえわ。

詳しくは以前書いたこの記事を。
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10台目!近代マセラティ Ghibli SQ4

知ってた?マセラティの車種って「風」の名前がついてるのが多いんだぜ。Ghibli(ギブリ)はサハラの熱風。やっぱりツードア複数台持つよりは1台は4ドア持たないとね、ってことでクアトロポルテより走りに特化されたギブリに食指を伸ばす。
正直なところ、JMOCの会長やってるなら最新の車乗ってないと、的な発想もあった。ちょっとシングルクラッチの、重いセダンは渋滞きついなってのもあったけど。

とにかく乗るのが楽な車だった。そしてこの頃マセつながりで新しいつながりができ始め、集まるのも大黒から辰巳に変わっていった。

そして、新しい人たちと付き合うと同時に頭にある欲求がふくらむようになってきた。
 
「スーパーカーに乗りたい」
 
つづく

みーとくんの愛車遍歴(官能的な車に魅せられて:パート2)”へ2件のコメント

  1. より:

    おおっ。
    続き待ってます(・∀・)

    1. みーとくん より:

      乞うご期待!

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