みーとくんの愛車遍歴(官能的な車に魅せられて:パート1)

上司の「若いのに保守的」の発言を聞き、頭を思いっきりクランクシャフトで殴られた感覚に陥った。
 
そうだ、自分が乗りたかったのはスポーツカーだったよな。
ということで思い立ったが吉日、週末にはショップに足を運んでいた。そのころは予算的な制限が大きかったので、とりあえずC200を買った担当者に連絡してみた。
「スポーツカー乗りたい。予算はあんまりない。」
「ボクスターとかいいと思いますよ!」
「じゃ、それで。」
スープラどうした。

4台目!はじめてのスポーツカー:986ボクスター

割とこれに近いノリで、2007年の6月、人生初のスポーツカーが我が家ににやってきた。01年製の986ボクスター。まだリアスクリーンがビニールのころのね。
外装はビアリッツホワイト、内装はブルーのオールレザーの電動シートオプションつき!

走りはなんというか、ストレスが本当に溜まらない車だった。そして986購入をきっかけに、車通勤をはじめた。出費はもちろん痛いけど、何より一日二回、確実に気分がアガる時間が手に入るのが、何よりもよかった。
納車して2週間後、オルタネーターが通勤中に逝って、駐車場に着くまでナビ・ヘッドライト・変速、とひとつずつ機能が死んでいくという恐怖体験はあったけど。
 
でもそんな恋も長くは続かなかった。走行に関してはすごい気に入ってたけど、やっぱり後継の987と比べるとサイドのシルエットがスリークじゃないし、ヘッドライトもやっぱり丸系のほうがよかった。ビニールスクリーンに変なクセがつかないように、幌を開ける度に車降りて、横にチョップを入れるのにもストレスを感じはじめていた。
 
ケイマンに買い換えようかなあと思っていた2008年末、運命の出会いがあった。

5台目!W203 C230AVG

ボクスターのルックスに疑問を感じはじめたころから、少し時はさかのぼる。
 
E320からボクスターへの買い替えを迷っていたひとつの理由が、運搬キャパの低下だった。結構人や荷物(主にゴルフバッグ)を乗せてたので、トランクスペースが少ないツーシーターに乗り換えるのを躊躇していた。
 
そんたときタイミング良く、父親がW203 C230AVGからW204のC300に乗り換えると聞き、W203を買取ることにした。

運転してて感動は何もなかった。けど、確実に、安心して仕事をこなしてくれるCクラスが我が家にやってきた。

6台目!Maserati Gransports

運命の出会い。それは当時住んでいた港区での出来事。日曜日の夜中近く、遊びに来てた友達を液に送り届けた帰り、ふと通り過ぎていった車を見るとMaserati 3200GTの特徴的なブーメランテールライト。そして、ジウジアーロの美しい流線型のお尻のデザインに目を奪われた。

当時はマセラティというメーカーについてほとんど知らなかったが、俄然興味が沸き、さっそく帰ってWikipediaや車系のブログ、TopGearのマセラティ回などを巡回した。
 
色々調べた結果、少し前に発売していたグランツーリズモではなく、よりコンパクトな4200クーペ系の最終型であるグランスポーツに決めた。この車との出会いあは過去の記事でも少し触れてる。スタイリングは今だに3200GTがこのクーペ系のデザインでは一番好きだが、NAに乗りたかったのと、年式的に新し目のものに乗りたかったため、最終的にグランスポーツにした。それでも最後まで3200GTのテールライト移設できないか調べてたけどね。

確実に言えるのは、ボクスターをはるかに超える衝撃を受けたのだった。それはポルシェの質実剛健な走りと、集中して高い速度域で車をコントロールさせるためのコックピットとは違う、イタリアンで、官能的な世界がそこにはあった。

 
贅沢に使われたテクニカルファブリックにレザーのツートン。当時の車仲間から聞いた、「イギリスやイタリア人は、車内はリビングルームという位置づけ。だから内装が豪華で艶があるんだよ。」という言葉がよみがえる。
そしてエンジンをかけると、バッボーンと咆哮をあげ、思わず笑顔になる。
 
マセラティのエンジンサウンドと言えば、バイオリンの名器ストラディヴァリウスと共通する音の特徴があると発表されたり、英国の保険会社が(なぜか)、様々な車の音を女性に聞き比べさせたとろこ、マセラティの音が一番性的興奮をおぼえた、と発表されているように、本当に音がいい。
 
そんなマセラティを所有できた喜びに自分は浮かれていた。はじめて車系のオフ会に参加してみたり、金曜の夜や日曜日の朝の大黒の常連になってみたり。
 
ちなみに写真にはまったのも、この車を美しく撮影したい、というのがきっかけだった。
 
そしてある日気がついた。マセが圧倒的に少ないことを。
なんとかマセの輪を広げられないか?その想いを胸に、みーとくんは立ち上がった。

パート2に続く

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