
今日はエンジン屋さんに行ってきた。なんでもケーニッヒについているスーパーチャージャーの修理が可能どころか、いくつか中古製品まで持っているという。
試乗チェックをしてくれた。ミッションのクラッチが減ってきてるという指摘。あとスパチャはおそらくほとんど効いていないだろうという見解。というか、このエンジン、満足に出力が出ていないのではないかとも。
数時間に渡りいろいろ説明してくれた。オーバーホール中のたくさんのエンジンの作業場も見せてくれた。多分、ここならハンマーエンジンとか余裕で治せそうな勢い。
スパチャは今のアルベルト製(アルブレックス、アルバートとも言われたりする)のを復活させることは可能な様子。本来、アルベルト製のスパチャはピストンまで加工する必要があるっぽい。その細かなデータもアルベルト社から共有を受けていると。もちろん追加インジェクターも打つ必要あり。
もちろんボクのスパチャは完全に閉じられてる。ってことはピストン加工・・までされてるはずもないよねぇ・・ぽん付け。そういうことだよ。
エンジニアはエンジン、ミッション、スーパーチャージャー、すべてを加味した視点でいくつかの案を示してくれた。この年代のスパチャでも400PSは到達できるという。更に上を狙うワケでなければ必ずしもメタルガスケットは必要ないかもしれないとも。あとはボクがどういう理想を描くかだ。
アルベルトのスーパーチャージャーをフル活用しようと決めた瞬間、ピストン加工に踏み切る必要があるし、追加インジェクターを打ち、燃料制御でサブコンがインストールされるだろう。エンジニアによると、インタークーラーは付けた方が良いという事なので、おそらくパイプの取り回しなど、大掛かりな作業になると予想する。そこまでやるか、ノーマルに戻すか。難しい問題だ。