力ある者と持たない者。アヴェンタドールS・ロードスター VS マツダ・NAロードスター!

この週末、久々にNAロードスターを走らせたっす。ぜんせーっす。台風が近づく前に全開オープンにしてやりましたよええ。あぁ一度でいいから電動ホロのオープンカーに乗ってみたい。 
 

NAロードスター。しかし考えさせられるクルマだ。

と、言うとかっこいいジャーナリストみたいっすけどね。かっこよく言わなくても、NAロードスターは実に考えさせられるクルマです。いや、NAロードスターって書くと、何も知らないクセにって思われそうなので、要は、軽量 NAエンジン 後輪駆動 MTシフトにあるクルマのことですね。 
 

ここ最近はAMG G63、E43、MINI ジョンクーパーワークスと乗り継いできてるんすけど、やっぱり次乗る車も高級でー、速くてー、威張れてーなんて思いがち。そんな思考の真っ只中、NAロードスターに改めて乗ってみると、なにかこぅ根底にあるクルマの選別方法が揺らいだりするんすよ。クルマってそこまでパワーいらなくない?みたいな。NAロドスタは法定速度近辺でも「なーんかよくわかんないけど、楽しい」っていうのがあるっす。走り終わった後、必死こいてカーセンサーでNA FRスポーツを探すボクがいますからのう。まぁつまり飽きないクルマちゅうのはターボでもFFでもねぇんだよってことですかぃ。 
 

そして手元にちょうど、同じNAエンジン、オープンなクルマが2台あったので謎の観点で比較してみようと思うよ。きっと誰にも参考にならないと思うけど、たぶん参考にする人が1人くらいはいる。 
 

ちゅうわけで比較する対象の1台は・・

テキトーな国、イタリアが放つランボルギーニ! 
イタリア臭出すよりAUDI臭出しておくれ的な、アヴェンタドールS・ロードスターです! 
画像は仲間を求めて大黒PAに行ったらボク一人しかいなかった画像です!

 
 
 

そしてアヴェンタドールS・ロードスターと比較するのはー・・・

2chでガラクタ指定されてもボクはめげずに黒真珠と言い続ける、マツダ・NAロードスターです!

 
 
 

さぁちゅうわけで、思いつきな比較項目と右寄りな持論で行ってみよぅ! 
 

首都高を、法定速度近辺で楽しめるのはどっち?

大体ボクは高樹町あたりから首都高に乗って、辰巳PAぐるっと回って天現寺で降りるっちゅうパターンが多いんだけど、適度なカーブありーの、ロングストレートありーのでソコソコおもろいコース。その前にボクはスピード恐怖症でね、あまり踏めないんだ。アヴェンタで本気走りなんて出来るはずもなく、少し踏もうもんなら怒涛の加速、怖くてスグ減速。この繰り返し。しかもアヴェンタ、結構バタつくんだよね。法定速度近辺で、”安定した走り”を実感する時はナイ。しかし頭のネジを外して高速域で走ると、すげぇんだコレが。びたぁーっときゅぃっーとね。エンジン音と相まってテンション上がりまくり。これにベビメタを加えたらどうなる・・?ゴートゥーヘブンさ。だからもちろん、この勝負、アヴェンタと言いたい・・ところだけど・・・NAロドスタの勝ち! 
 
まぁそりゃそうだろ。排気量小さい故、高回転を使いながら十分安全な速度域で楽しめる。無理しない。でも楽しい。それがNAロドスタ。大事なのは実速度じゃなくて体感速度。アヴェンタの本領を発揮できるのはサーキットしかない。そしてサーキットが遠くてまったく足が向かないという現実。 
 

オープンのしやすさ。どっち?

 
アヴェンタドールの場合、ルーフが2枚のパネルで分けられているよ。だからオープンにする手間は、シートを前にずらす×2→シート裏のレバーでロック解除×2→パネルを一枚はずす→トランクにしまう→パネル2枚目をはずす→トランクにしまう→シートを戻す。これくらいのステップが必要。 
 
そしてNAロドスタは、ルーフのロックを左右はずす→おらぁ!ってルーフを後ろにぶん投げる。なんとこの僅かツーステップです!ちゅうわけで余裕のNAロドスタ勝利 
 

オープン時の開放感。どっちが上?


アヴェンタは車格が大きく、ドアの肉厚もある。フロントガラスは寝ており、包み込まれる感じ。対してNAロドスタは、バイクですかコレ?って言うほど外界との距離が近く、フロントガラスが立っているので空が抜けて見えるよ。リアビューはシートの頭が見えてしまうくらい。まさに360度ビュー!よって開放感はNAロドスタ勝利!しかし安心感はアヴェンタだよ! 
 

街乗り。どっちが楽しい?


そりゃま、圧倒的にアヴェンタの勝利だろうコレは。街の息吹を感じながら突き刺さる視線を縫うように走る。人生ってもんはな、2種類しかねえんだよ。アヴェンタから外を眺めるか、外からアヴェンタを眺めるかだ。ちなみに以前イケイケキレイどころ女子に聞いたところ、”スーパーカーを見たら助手席に乗ってる人を見る”だそうだ。その真意はエグいから書かない。 
 

エキゾーストサウンド。どっちが官能的?

圧倒的アヴェンタの勝利そもそもアヴェンタドール、V12の咆哮に敵うクルマを探すほうが難しい。NAロドスタも高回転まで引っ張った時は良い音してる(マフラー社外品)けど、どう逆立ちしたってV12の足元にも及ばない。ちなみにボクのNAロドスタのホーンは「べぇぇぇー」という情けない音。アヴェンタの下から図太く湧き上がり、高回転になるに従い高音を奏でるエキゾーストサウンド、これを最高と言わずして何という。シェフを呼べぇぇ! 
 

カスタム欲。どっちが出る?


これはNAロドスタ勝利だ。いやもはやカスタム無しには語れないだろ。様々なパーツから思い思いのNAロドスタに仕上げる。失敗したってなんのその、ベース車両の安さを見れば笑っていられるってもんよ。対してアヴェンタはホイールの一本交換する気にもなりませぬ。ノーマル状態ですらエキゾチックなサウンド、完成されたデザイン、手を付ける必要がナイ。と言えば聞こえはいいけど、パーツ高すぎ。そしてどうせスグ新型に乗り換える。意欲のいの字すら湧きませぬ。 
 

仕事に疲れたらどっちに乗る?


いつもソコにNAロドスタがいる。気取らず、主張せず、大衆に溶け込み、自分の世界に入り込める。そんなことアヴェンタにできるワケないじゃないか。飛ばす必要なく、運転を楽しめる。それはリスクが少ないってことでもあるね。首都高バトル?そんなの速さや腕の問題じゃない、単なるアドレナリン中毒に陥ってるだけさ。辰巳近辺で頻発する一般車を巻き込む走り屋の事故、もうたくさんだ。NAロドスタ勝利 
 

鑑賞して楽しい。どっちが上?

 
 

アヴェンタと言いたいところだし、実際アヴェンタのデザインには目を奪われるはずだ。ずっと眺めてていたいって。でもねアヴェンタ、まぁまぁ飽きる。そりゃま、カッコイイことに疑う余地はない。でもなんつーかね、普遍的なカッコよさってのはNAロードスターが持ち合わせると思うんだ。カエルちゃんみたいな顔になるし、ライト閉じればまた違った表情を見せてくれるっしょ。それにネオクラの領域に達してさらに味わい深く。噛めば噛むほど味が出る。NAロードスター、スルメのような存在です! 
 

ターボ FF ジョンクーパーワークス vs NA FR NAロードスター


2リッターターボ、FFのジョンクーパーの走りにまったく不満はない。ハズしたスタイリングと、ECUチューンで、出だしからの機敏さを手に入れたジョンクパのおもしろさを超えるクルマはそうそうない。そして最近CLA45、BMW M3に試乗した。走行性能はジョンクパより上だが、やはりオラ付き具合、大衆車のごとく走っている姿を見るとなかなか欲しいと思えなくなってきた。あらゆる面でちょうどいい。それがジョンクーパー3ドアハッチ。


しかしNAロードスターに乗ると、絶対的な速さが必要かと疑問に思う。ジョンクパは目的の速度までぶっ飛んでいくが、そこ至るまでのプロセスが官能的かと言えば違う。アクセル開度にリニアに反応するワケじゃないし、ターボラグも当然ある。自然吸気エンジンはそれらの欠点がない。加速プロセスさえ官能的であろうとする。FRとFFのハンドリングを語れるほど博識ではないけど、やっぱりFRの素直さっていうのはあると思う。機械的なウンチクを垂れる気はないけど、首都高を両車で走り終えた後、やっぱりNAロードスターは総じて満足度が高いんだ。「あぁオレ走ったわ。」ってな。スペックで物事語るより、感覚で語ったほうがよっぽどいいだろクルマなんて。 
 
 

既成概念にワンパンチ


ボクの席の前に座ってるNDロードスター乗り、マネージャーのI丸氏がいるんですがね。「ND乗ってからクルマなんてコレでいいんだな。って考えに変わったよ」ちゅう話をよくしております。ボクもつい昨日までは絶対的な速さ、馬力市場主義でクルマを探していたんですが、そういう根底の思想がNAロドスタみたいなクルマに乗ると変わっちまいます。何を起点にクルマ選びをするか。本質を見れば見るほど数値上の馬力ではないんだろうって気づかされたりします。小排気量にターボで馬力を稼ぐのが悪いなんて思わないけど、やっぱり乗るとどこかスカスカな感じと表面的に体裁保ってるなっていうのを感じます。それはジョンクパも例外ではありませぬ。ターボが効いてない時の鈍重な感じ。ジョンクパだけ乗ってれば最高なんだろうけど、NAロドスタも感じれる環境にあると、あぁやっぱり・・って残念な部分もある。知る事は必ずしも幸せに直結しないってこと。人間多くを知ると幸福度は下がる傾向にあるからね。だから巷のスパカオーナーはクルマをころころ変えるのさ。彼らは有り余る金を使いたいのではなく、純粋にカーライフにおいて自分を満足させてくれる一台を追求しているだけなのかもしれぬ。 
 

クルマ選びを変える

 
 

実はCLA45を契約しようとしてたんや。でも久々にNAロドスタに乗ってサインするのをためらってるよ。もっとこぅ、4人乗れて、NAで、FRで。道中を楽しませてくれるクルマ。速くなくていいよ。馬力なくてもいいよ。ステータスもいらないよ。楽しさがあることが飽きなささにつながる。そう思ってもう一度クルマ選びをしてみよう。

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