ウルス発表会をスルーして銀座サイエンス
先日、ディーラーでウルスの発表会があったようです。
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せっせと会場準備が進む中ボクは、
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ディーラーマン、ふくちゃんにジョン・クーパーの査定を依頼してました。ついにジョンとさよならする日が近づいています。未練があるかないかで言えば、あります。でもNBOXがもう少しで手元に来ることを考えると、完全に用途が被るジョンを置いておくわけにはいかないでしょう。目指すべきものは”持たざる者”。それは完全に合理化された生活とも言えます。
類は友を呼ぶ。さて、スパカ仲間はどこからともなく集まってくるものです。ウルス発表会に来ていた仲間のK間氏と、マクラーレン、ウラカン・ペルフォルマンテに乗るT橋氏と顔を合わせました。
ウルスにまったく興味が湧かなかったので、ちょうど銀座のオネエさんを隣に置くT橋氏に同行することにしました。
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銀座のお寿司屋さんを案内してくれました。スパカ仲間で唯一、T橋氏は同業です。そろそろ60歳を迎える彼はボクの大先輩と言ってもよいでしょう。業界の先輩であり、スパカオーナーである彼がどういった飲み方をするのか。とても興味深いところです。
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結局、ミート君、K間氏も加わり4人で飲むことになりました。T橋氏はIT業界で30年以上の実績を持ち、K間氏はビルを複数保有しています。両名も大先輩な年齢ですが、朝方になっても「眠い」や「疲れた」というネガティブワードを発せず、帰りたい素振りも見せません。それは一代で作りあげた創業者が持つ特有のエネルギーとも見えます。付き合うべき相手とはとことん付き合う。もしかしたらそういうポリシーなのかもしれません。何故なら彼らは好きではない人との時間は徹底的に排除する性質を持つからです。
時間とお金が同義なら、使うべき時間はおのずと絞られます。そういえばボクが尊敬するディアブロ乗りだった先輩も言っていました。「飲むなら徹底的に飲む。中途半端はしない」。なるほど。やはり成功の法則はどこか似てくるものです。時間を使うべき相手には徹底的に使う。それはなんらかのリターンが得られるからだとも言えます。毎晩のように居酒屋で同僚と愚痴り、部下に偉そうな態度を取る。組織に所属し、何も知らない時代、ボクがやっていたことです。今思えばどれだけ時間を無駄にしてきたことか。それはお金を捨ててきたとも言えるでしょう。
スーパーカーのイベントに何度か顔を出したことがあります。いつしかそれもやめました。投じる時間に対し、得られるものが少なすぎたからです。しかし銀座であろうとなかろうと、一緒に騒いだこの少ない時間、経営方針、資産の形成方法、多くの情報を得ました。時間に対するリターンは充分にあったと言えます。
ハタから見れば単なるうるさい連中かもしれませんが、成功者と分け隔てなく話せるこの時間は何よりも価値のあるものです。何万社もひしめくこの業界で、T橋氏と接すれば形式ばった話にしかならないでしょう。しかしクルマを経由してつながるだけで、ボクらは対等です。こういうチャンスをものにするかしないか。スーパーカーが提供する違った価値。その一面を垣間見た気がします。