先日ケーニッヒ乗りの先輩、K村氏からリペア職人を紹介をしてもらいました。彼のブログを見ると神がかったリペア工程を見る事ができました。是非この職人さんにお願いしたい。そう思いました。

ほどなくしてボクは遠くに住むリペア職人、I田さんにメールでコンタクトを取りました。ボクが出したリクエストは、一部分の補修ではなく、全パーツを統一感持ってリペアして欲しいというものです。キャラットケーニッヒの内装ウッドパーツはノーマルのそれとは量が違います。特に前後ドアパネルを覆うウッドパネルの総面積はかなりのものです。彼はスグに返答してくれました。彼は冒頭に、

I田氏のメールから抜粋

私はぜんせーさんの記事は比較的、昔からよく目を通させていただいておりました。

なんということでしょう。彼はボクをずっと昔にやっていたyahooブログ時代から認知してくれていたのです。こうして直接コンタクトするのは初めてですが、ボクらはずっと昔からつながっていたわけです。ボクが毎月赤字を垂れ流しながら続けているブログも無駄ではない。そう思います。

続いて彼は、

さて本題の「ウォールナットリペア」ですが、車内のウォールナットの色のトーンを統一したい・・・というお気持ちよくわかります!了解いたしました!基本ヒビがあり(クラック)退色している車両も良く見ますが、このヒビのものは全部剥離研磨して・・

~特殊な技術内容なので省略~

仕上がり強度は最高級なので安心してください。もともとこの仕事がメインで生きているわけではなく、今までの技術が車業界にも役立っており、クルマ好きの人に少しでもお役に立てたらなあという気持ちで製作しております。

非常に詳しい技術内容までを伝えてもらいました。そして引き受け可能だとも。素晴らしい職人と出会えてオレ嬉しい。

さて、歩を進めよう。まず職人I田さんとは物理的な距離が離れているので車両を持ち込む事はできません。よって、ウッドパーツをバラシて送付するという方法で行きましょう。しかし機械にボンクラなボクはウッドパーツ一つさえ外すことができません。よって、blowのメカ、K平氏に泣きつきます。

早速パネルの取り外しについて調査するK平氏

結果、全ウッドパーツ取り外しOKをもらいました。では次に、現状のウッドパネルの状態をこの記事を通じて職人のI田さんに報告します。よって、これ以下の内容はI田さん向けに書かれています。

※この記事はパソコンだと大きな画像で見れるようになっています。

 

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